こんなに贅沢をしていいのか?空にそびえたつ富士山を日本平から見渡し絶景を楽しみ、お昼はくわらさわやさんの今まで食べたことが無いくらい美味しい桜エビの天丼、夜はサスエ前田さんの特上握り寿司。全国的な大雪もなんのその、運よく静岡は快晴でポカポカ陽気。とてもラッキーな一日でした。
参加ツアーは「世界遺産富士山本宮浅間大社とぐるっと富士五湖大周遊」
今回の旅の目的は、奥さんと一緒に静岡を満喫することです。
JR東海のプランに申し込みました。
一日目フリープランでその日に宿泊し、次の日に富士山をぐるり時計回りに回るバスツアーです。
一日目は静岡で富士山満喫グルメの旅
新大阪を6時台の新幹線に乗り、米原~名古屋間の大雪で45分遅れで静岡に到着。
想像以上に温かい。
一日目のフリー日は三保の松原、昼食に桜エビ、日本平からの富士山を見て、夕飯はサスエ前田の寿司を食べることにしました。
静岡の駅前でレンタカーを借り、まずは三保松原へ。
三保の松原
羽衣伝説がある場所で、安藤広重の富岳三十六景で有名ですよね?
霊峰富士の眺望、絶景をもって天下に識られているここ三保の松原は、遠く万葉歌人に詠歌され、また、日本の伝統芸術である能「羽衣」によって多くの人々に親しまれている名勝地である。
大正五年五月には、日本新三景のひとつに選ばれ記念碑が建っている。
四時円緑たたえ、東遊の駿河舞を偲ばす。
また、欧州各地で「羽衣」を演じ、まだ見ぬ三保の松原にあこがれながら若くして逝ったフランスの
舞姫ジュグラリスの碑などが観光客に美しい夢を抱かせる。
国指定名勝 大正十一年三月八日指定
三保松原海岸の駐車場に車を止め、浜へ出ると火山灰っぽい濃い色の砂浜でした。
富岳三十六景と同じような構図で写真を撮ろうと思いましたが、残念なことにクレーンが...
雰囲気だけ楽しみました。
クレーンが視界に入らない清水三保海浜公園まで行きましたが、工事中で海岸まで降りることができず、少し残念な三保松原でした。
新幹線が遅れたため少し時間が押していたので、桜エビのかき揚げを食べに、くらさわやさんへ向かいました。
桜えび・磯料理 くらさわや
三保松原からくらさわやさんまで40分ほどでしたが、国道1号線から旧東海道の由比宿へ入るところが少しわかりにくかったです。
また、旧東海道に入ると道幅が狭く大きい車は要注意、我々が借りていたのはK自動車だったのでスムーズにお店にたどり着くことができました。
「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」をはじめ、TV番組や数々の雑誌にも登場し、美味しんぼの92巻にも登場している名店です。
平日のお昼前、すぐにテーブルに着くことができました。
テーブルから富士山の景色を眺めながらメニューを選びます。
私は桜エビのサクサクを天丼で食べたかったのでしずまえ天丼、奥さんは釜めしとかき揚げが食べたかったので桜エビの釜めしセットにしました。
桜エビのかき揚げを一口食べると、サクサクとした歯ごたえに桜エビの香りが口いっぱいに広がり、今まで味わったことの無い幸せ感が...
今まで食べてきた桜エビは何だったんでしょう?
あの、美味しんぼに登場するのも納得。
幸せなひと時を過ごすことができました。
もと来た道を戻り、日本平へ向かいました。
日本平から絶景の富士山
日本平は標高307mで、清水港、伊豆半島、南アルプスを見渡すことができるスポットです。
『日本書紀』に登場する日本武尊(やまとたけるのみこと)が、日本平で火攻めの謀略にあいますが、三種の神器のひとつ草薙の剣で危機を脱した場所だそうです。
隈研吾さんが手がけた日本平夢テラスからの眺望も最高でしたが、日本平の歴史も詳しく知ることができ、茶房夢テラスでお茶を楽しむこともできます。
絶景を堪能したので、サスエ前田さんへ向かうことにします。
大浜公園に立ち寄り静岡の釣りを見学
焼津のサスエ前田さんへ向かう途中、静岡ではどんな釣りをしているのか気になり、大浜公園に立ち寄りました。
普段は瀬戸内海の穏やかな海で釣りをしている私にとっては、太平洋での釣りは非常に興味がわきます。
各消波ブロックの間に釣り人が一人ずつ立ち、ルアーでなんか狙われてました。
私が見学している30分間では魚を目にすることはできませんでしたが、皆さんウェーダーを着て波打ち際に立ち、キャストされてました。
次回静岡を訪れるときには、釣りセットを持参するつもりです。
太平洋の波の音を楽しんで、焼津に向かいました。
サスエ前田魚店 西小川店
お寿司を予約した16時前に到着、店内には前田さんもいらっしゃいました。
お店の中には普段なじみのない魚や、美味しそうな干物がたくさん並べられてましたよ。
店内にポツンと置かれていた寿司の桶パッケージ、よく見ると私の名前が書かれてました。
代金を支払いホテルに持ち帰って食べることに。
各寿司ネタがパッケージに書かれています。
ミナミマグロのトロ3貫、上ミナミ赤身、上ミナミ赤身漬、アワビ、玉子、生バチ中トロ、レンコ鯛、しめ鯖、イカ、ヒラメ昆布、イセエビ、アナゴ、バチハラモ、寒ブリハラモが各1貫。
この日は魚の入荷が少なく、創作に苦しまれたそうで、前田さんのインスタに苦労した内容がアップされてました。
普段は見ることが無い寿司の色、赤酢が使われているそうです。
どれも文句のつけようがない旨さでした。
ヒラメのもっちり具合、しめ鯖の上品な酸味、トロは想像通り、イセエビの寿司なんか食べたことが無かったので感激しました。
あらかじめ電話予約しておくと、その時間までに前田さんに握っていただけるようです。
最高の一日でした。