基本中の基本、クリンチノットさえ覚えれば釣りが成立します。やり方は簡単、メインの糸にグルグル4回まわして、穴に2回通すだけ、わずか30秒でできてしまいます。サルカンにも結べるし、管付き針にも結ぶことができますよ。釣りに行く前に必ず覚えておきましょう。
糸と糸、針と糸を結ぶのに必ず行う
市販の仕掛けを買っても必ず釣り糸とサルカンを結びます。
少し慣れたら釣り糸と管付き針とを結びます。
もう少し慣れたら釣り糸と釣り糸を結びますが、これは今回の対象外です。
サルカンや管付き針にはワッカがあります。
ワッカに糸をとして結ぶのですが、日常でよく使うコブむすびよりもしっかりした結ぶ方がクリンチノットと呼ばれる結び方です。
クリンチノットは簡単
クリンチノットは非常に簡単でもっとも汎用性が高い結び方です。
釣りに行くと毎回クリンチノットを使っています。
ナイロンラインを使った釣りなら、クリンチノットだけで釣りができるので、しっかり覚えておきましょう。
たったの5ステップで完成しますよ。
サルカンや管付き針のワッカに糸を通します。
操作しやすいように糸はワッカから10cmくらい伸ばしておきます。
メインのラインに沿って4回巻き付けます。
なぜ4回か?
巻きすぎても、3回でもしっかりした強度が出ないので、私の場合4回です。
メインのラインにぐるぐる糸を巻いていくと、サルカンの上にワッカができています。
そこへ糸の端を通してやります。
サルカンの上のワッカに糸を通すともう1つワッカができています。
そこへ端糸を通してやります。
メインラインを持ってサルカンと反対方向に引っ張ります。
口にくわえて湿らせておけば、スムーズに締め込みができますよ。
4回巻き付けた糸が締めこまれ、ギュッと縮まります。
クリンチノットの完成です。
クリンチノットを動画にまとめました。
実際に使っているサルカンと5号のナイロンラインで結んでますので、参考にご覧ください。
クリンチノットは慣れたらワッカ1つだけ
前章ではクリンチノットの最後にワッカ2つに対して糸を通しましたが、ワッカ1つ通すだけでも十分な強度があります。
私もずっと2回通していたのですが、超有名なプロアングラーの方がやっている方法を見て、1回でも大丈夫なのだと確信しました。
2回ワッカを通すクリンチノットが完璧にできるようになったら、挑戦してみてください。