マングローブのジャングルをかき分けて
西表での1日貸切ツアーで過去一番楽しかったsummerちゃまー。今まで知らなかったことをいろいろ教えていただきながらのジャングルトレッキング、洞窟探検、カヤックで滝つぼまで。お昼はツアー定番メニューの八重山ソバとスパムおにぎり。釣りのポイントまで教えていただき、とても充実した1日を送ることができました。
妻が見つけた写真がとってもきれいな貸切ツアー
西表でのアクティビティを探していたおくさん、トレッキング、カヌー、長女のリクエストの洞窟、そしてきれいな写真。
これらの条件で見つけたらしいです。
何度も見返したくなるようなツアー写真を!
西表島アクティビティガイド
summerちゃまー
なんともお茶目なお名前です。
本当に、写真がとてもキレイなんです。
summerちゃまーさんのサイトを見てください、きれいでしょ。
それで、我が家はリクエストをすべて盛り込んだDEEPな西表島をお願いしました。
おくさんが選んだので詳しく聞いてませんでしたが、たぶんこのツアーだったと思います。
AM 洞窟探検
出典:summerちゃまー 1日貸切コース
PM クーラの滝マングローブカヤック
海、川もいいけど西表島は地下も凄いんです!ライトを装備して異世界へGO!大人も子供もワクワクトリップ‼
集合場所は上原港内のウミガメの写真下、9時集合。
デジタルカメラ6台、フィルムカメラ9台所有、Instagramには写真家とあるので、summerちゃまーさんの写真が楽しみです。
AM 洞窟探検
集合場所に現れたちゃまーさん、我が家のつかみは本土のお土産。
どうやら、西表にはスイーツのお店がないので、お土産はかなりうれしいとおっしゃってました。
会話はかなり面白いです、いろんな知識が頭にぶっこまれてきます。
車を走らせること20分くらいで洞窟近くに到着。
フェルトブーツに履き替え、ヘッドライトを持ち、持参の水筒を防水バッグに入れて道端のジャングルへ入っていきます。
普通に県道215号線を走っていても全く分からない入口です。
ジャングルの中で見つけた植物や動物を事細かく解説していただけます。
千と千尋の神隠しに登場する釜爺のモデル「ザトウムシ」や、木登りトカゲ、毒をもつハナとか木の実。
クワズイモも野生種は毒を持っていて、汁が皮膚につくとかぶれたりするそうです。
毒をもつ花の実を食べる虫を食べた鳥は、飛びながら地面へ落下するらしいです。
とても興味深い話が盛りだくさん、楽しくガイドを聞きながらたどり着いたのがジャングルの中の洞窟です。
洞窟は全部で3つありました。
洞窟の中はところどころ狭くなっていますが、足元にはひんやりした水があり、外気とは明らかに違う天然のクーラーみたいな感じでした。
洞窟の中にはコウモリがいたりしますが、噛んだりしないので安全らしいです。
洞窟の入口で家族写真、撮影アイテムはさすがにプロ。
普段我々が持ち歩かないものを駆使してとてもきれいな写真を撮っていただきました。
洞窟を一通り探検し、道路のところまで戻ると、何やら道路の下にトンネルがあります。
西表の島の中にたくさんあるそうで、交通事故に合わないように作られているようです。
ちゃまーさん曰く、人間がこのトンネルを通るとイリオモテヤマネコが警戒して利用しなくなるそうなので、くれぐれも人間は入らないようにしてくださいね。
マングローブジャックのライズを見ながら昼食
昼食は小川を下ったマングローブとビーチが広がるところでした。
小さい川ですが、ユゴイが生息しています。
午前中のトレッキングでお腹ペコペコ。
お昼はちゃまーさんの奥さん自家製出汁の八重山ソバとスパムおにぎりと黒いコメのおにぎり。
遠くに鳩間島が見えます。
鳩間島には水が無く、西表島から水道管を通し水を供給しているそうです。
西表島にはダムが無く川から直接水を引いていて、雨が少ないときは節水しなけらばならないそうです。
鳩間島も西表島の水事情に左右されるんですね。
眼前に広がる水深1mもないビーチでときおりナブラが発生します。
小魚を追いかけている魚が赤っぽいのでマングローブジャックだそうです。
チヌも群れで泳いでいます。
ちゃまーさんの話によると、マングローブの根本アタリに浮く系のルアーを投げ込むと、根っこに潜むマングローブジャックがいきなり海面に現れるそうですよ。
この後もいろいろな場所を回りながら、釣りができるポイントは教えていただきました。
マングローブの近くに行くと、トビハゼがたくさんいました。
ものすごい速さで逃げるので、私のスピードでは写真撮影すら難しそうです。
PM クーラの滝マングローブカヤック
食事の後場所を移動、クーラ川をさかのぼり、クーラの滝までカヤックとトレッキングで目指します。
久しぶりのカヤック、左手を負傷しているのでラップで絆創膏をグルグル巻きにし、ビニール袋をかぶせ、ダイソーの万能ベルトでビニール袋を固定しました。
これでばっちりレプトスピラをガードします。
長女と私、次女とおくさんがペアーになり川をさかのぼっていきます。
ちょうど潮が満ちてきていたので、海水が川を逆流してあまり漕がなくてもカヤックは進みます。
ところどころに20cmくらいの長細いウキのようなマングローブの種が漂っています。
30分もかからず上陸、あとは小川を歩いて滝まで進みます。
ごく浅い小川ですが、フグ、マングローブジャックの幼魚、ウナギなど生息しています。
我々は網の大きさが15cmほどの観賞魚用ネットを渡され、トビハゼ捕獲にチャレンジ。
トビハゼの動きは私の腕を動かすスピードよりはるかに速く、まったく捕まえることができません。
こんなに早いトビハゼの速度を上回る方もいるそうで、前日のツアーのお父さんはいとも簡単に捕獲したそうです。
滝に到着して家族写真を撮影してもらいます。
私以外は滝つぼを泳いで滝まで行き、滝の下でも撮影。
私は滝の下で撮影しているちゃまーさんと家族を撮影しました。
ちょっとね、この岩肌を見るとケガしたときがフラッシュバックされ、私だけゾッとしました。
ほどなくして何家族かのツアーが到着、入れ替わりで写真撮影しながら、滝つぼで熱した体を冷やしました。
滝つぼにも魚が泳いでましたよ。
そうこうしていると、長女がパイナップルのニオイがすると言い始めました。
するとほどなく、ちゃまーさんからおやつにパイナップルが出てきました。
ナイスタイミング、野外で冷えたピーチパインは格別です。むっちゃおいしかった。
このパイナップルの皮を小川に沈めてやると、手長エビが食べにくるんです。
その手長エビを網ですくう大会が始まりますが、私が一度網に入れたものの手長エビが跳ねてバラシ...
収穫ゼロ、我が家の運動神経はマヒしているようです。
帰路についたら頭の上に巨大な豆の鞘を発見、ジャックと豆の木に出てきそうな巨大なつるの植物でした。
大きなつるに娘2人が腰かけて記念撮影。
満潮近くで狭くなった小川の中を、マングローブに引っ掛からないよう細かいパドルさばきでカヤックを進めました。
無事ビーチへ到着、summerちゃまーさんのツアーは終了です。
上原港まで送っていただき解散。
私の中では今までで一番楽しかったツアーでした。
次回、西表に行くことがあれば、またお願いしたいです。
summerちゃまーさんの撮影データ
撮影していただいたデータはfiresorageでいただきました。
一昔前なら、DVDに焼いて郵送してもらってましたが、便利になったものです。
すべての写真に家族の誰かが写っていたので、ブログに写真はアップしませんでしたが、とてもきれいな写真です。
ツアーのイメージはYouTubeにアップされているので、見てくださいね。
写真もしゃべりも最高!summerちゃまー!
次は私以外はシュノーケリングと泳ぎ釣り、私はおかっぱりの魚釣りです