ウミガメってサンゴ食べてるのかと思った
西表島の西の端、きれいなサンゴが残っている貴重なエリア。熱帯の魚たちを観察しているところに、ウミガメが泳いできました。しかも3匹も。人が開発していない自然を楽しめたシュノーケリングのツアーでした。夜は、いつも行く船蔵の里で5年間ぶりにイカスミジューシーを食べ、唇を真っ黒にしながら八重山料理を満喫しました。
ユーグレナ石垣港から西表へ
知らないうちに名前が変わっていたユーグレナ石垣港離島ターミナルから出発です。
相変わらず、石垣島の英雄、具志堅さんの銅像は人気スポットでした。次から次へと並んで写真を撮ってましたよ。
石垣港から西表の上原港まで1時間ほど、離島ターミナルの中では大きめの船に乗り9時過ぎに西表島に上陸。
上原港からツアーの車に乗り込み、南へ20分ほどで白浜港へ到着。ちなみに、西側で車が行けるのはここまでだそうです。
ツアーの船に乗り込み、西表島の西側の海へ向かいました。
1つめのポイント、サンゴの環礁へ向かいました。
環礁の外側はサンゴがキレイだった
石垣島って、サンゴがきれいなイメージがありますが、陸からいけるところは半分以上白化しています。
サンゴが死んで砂浜で拾うような真っ白なサンゴになっているんです。それでも所々残っているので、楽しむことはできるのですが、西表島はまったく別物です。
ヨットには3グループ、わが家族はシュノーケリング、そのほかの方はシュノーケリング+素潜り、ダイビングと別れました。
写真はガイドのお姉さんに撮ってもらいました、きれいでしょ。
環礁の外側は少し深くなっていて、暗くてちょっと怖いんです。
大きいナポレオンフィッシュも発見しました。楽しい~!
お昼前にはゴムボートで無人のビーチへ連れて行ってもらいました。海水とは思えないですよね、透き通ってます。
最高の景色です。
昼食はヨットでおいしいカレーをいただきました。
泳いだ後にあったかいものを食べるのは最高です。
ウミガメを同時に3匹も見てしまった
昼食後、次のポイントへ移動。
ガイドのお姉さんからウミガメに会えるかもしれないと教えてもらい、海の中を探していると本当にいました。
しかも、周りを見渡すとさらに2匹、合計3匹が海の中をゆっくりと泳ぎ回っていました。
1匹のウミガメはサンゴを口で払いのけ、海藻らしきものを食べてました。最初見た時にはサンゴを食べているのかと思いましたが、ガイドのお姉さんにどういう行動をしているのか説明していただき、やっと謎が解けました。
ニモもたくさんいましたが、モヒカン刈りのようなセジロクマノミも特徴的で印象にのこりました。
浅瀬では青やエメラルド色のスズメダイたちが群れて幻想的でした。
実際に泳いでいる時間は4時間くらいだっと思いますが、海の中の世界を思う存分楽しむことができました。
帰路、トビウオが跳ねるのを見逃すまいと、疲れて眠たい目を無理やり開けながら船旅を満喫です。
白浜港へかえり、下船してから上原港へ送ってもらう途中、巷では、石垣島産パイナップル以上のうまさと言われている、西表島産パイナップルを2個買い、ツアーを終了しました。
お世話になったのはニライナホリデイズさん。社長のたかさんがとってもいい人でサービス満点。とても良い西表島のデイクルーズでした。西表で聞いた豆知識
ガイドのお姉さんがいろいろ教えてくださいました。
その中で2点、印象に残ったお話。
1つ目は、イカ墨は自分で調達
石垣島のおいしい食べ物の1つがイカ墨ジューシー。
お姉さんにイカ墨の料理は食べないのかと尋ねると。
秋になったらイカ釣りのシーズンインで、自分で釣ったイカのスミでイカ墨スパゲティーとか作ります。
とおっしゃってました。
たしかに、自分で調達できるのならいいですね。
2つ目は、パイナップルのおいしい食べ方です。
パイナップルは冷やしたものを一度切って常温に戻し、再度冷やすと甘みが増すそうです。
お姉さんが、西表のパイナップル農家の方から聞いた方法だそうです。
実際にやってみると?!?
甘くなったような気がする。
船蔵の里でイカスミジューシー
今回は大人は会席、末娘は一品料理にしました。
お品書き、あかようら、我が家は酒類が苦手なので豆腐ようを昆布いりちーに変えてもらいました。
- すぬる(もずく)
- みみがー(豚のみみ)
- 昆布いりちー
- 地豆豆腐
- らふてーと自野菜の煮物
- 魚料理(グルクン唐揚げ)
- 地魚造り(イカ、マグロ、?)
- こーじゅーしー・汁物(我が家はイカスミジューシーに変更)
- ちきむん(漬物)
すぬるをすすって食事開始。
みみがーのコリコリ感触がうまい。
らふてーは私の中ではお楽しみの一つ。豚の角煮よりもあっさりしているように思います。
グルクン?普通かな。骨までは食べられません。
しめはイカスミジューシー。普通のジューシーよりもコクがあり、うまみが凝縮されている。
味の濃さを中和させるのが、薄味だけどしっかりうまみがあるアーサー汁。この味は病みつきになります。
歌三線を聞きながら八重山料理を堪能しました。
石垣島へ行ったら、舟蔵の里に行ってみてください。
石垣島の青の洞窟編につづく。