有馬温泉グランドホテル日帰り
2018年2月11日、久々に有馬温泉へでかけました。今回は温泉と食事です。
去年の夏に小学生の娘と奥さんがでかけて、とっても良かったということで、今回は中学生の長女を含め家族4人で有馬グランドホテルの日帰りプランを利用しました。
有馬グランドホテルと言えば、有馬でも老舗の高級ホテルです。
今回のプランは金券2,000円(小人500円)分と、B2階 大浴場(季の湯、紗の湯)入浴券がセット(1回のみ利用可能)になったもので、客室は利用しないプランです。
平日(月 – 土曜日) 3,650円 / 大人 1,600円 / 小人 (3歳~小学生)
休日(日・祝日) 4,150円 / 大人 2,150円 / 小人 (3歳~小学生)
※年末年始、お盆期間は休日料金
利用時間 10:30 – 22:30(最終受付/21:00)
バスタオル、フェイスタオルあり、部屋・浴衣はご利用不可。
館内共通券はホテルの2Fロビーの受付で購入します。
レストランはあらかじめ予約することができますが、今回はキャンセル待ちだったのでホテルに行って、直接レストランで予約する必要がありました。中華料理「華苑」を利用することにしましたよ。
ちなみにこの館内共通券と呼ばれている金券は、食事だけではなくお土産の購入代金としても使うことができます。
有馬グランドホテルのレストラン予約開始は10:00
有馬グランドホテルは我が家から1時間かからない場所にあるので車で出かけました。
六甲山系を走り有馬温泉に到着。ホテルは有馬の温泉街の西側にありました。
有馬グランドホテルの駐車場はホテル利用の方は無料です。
とっても大きいので、休日利用でも空いていると思います。
電車やバスで来られる方には、送迎バスもあってとてもサービスが良いです。
寒い駐車場を歩てきた人のために、 ホテルの入り口では 温風の送風機が準備されてました。
確かに、地上は6℃くらいでしたが、有馬は3℃だったのでけっこう寒かったです。
ホテルの中に入ると財界が使うようなイメージの、老舗ホテルらしい豪華な装飾が施されたロビーでした。
キャンセル待ちだったので、当日の10:00に中華レストラン「華苑」さんのレストランで直接予約しにいったところ、ちょうど空きが出たようで11:30に予約ができました。
予約時間まで1時間半の空き時間があったので、有馬温泉の繁華街へ出かけることにしました。
至れり尽くせり有馬グランドホテルの送迎バス
有馬の温泉街まで歩いてもそう遠くはないですが、ちょっと寒かったのでホテルのバスを利用させていただくことにしました。
バスはマイクロバスで20人ほど乗れそうな大きさで、有馬グランドホテルから電車やバスの時間に合わせ送っていただけます。
もちろん、街中散策の拠点や観光案内の近くの猪名野(有馬グランドホテルの系列店 )駐車場にも送っていただけますよ。
ちなみに、このマップは有馬温泉観光総合案内所でいただけます。
ここからとりあえず、ねね橋をわたり、小学生の娘が去年の夏に川にはまった、いわく付きの河原に降りて行きました。
しばらく楽しむつもりでしたが、夏とは違い、寒かったので早々に切り上げ、金の湯の方へ向かいました。
金の湯は待ち行列
超有名どころの金の湯は、予想通りごったがえしていて待ち行列が長く続いてました。
たしか20~30分待ちだっと思います。あまりにも有名なので、この温泉に入るには平日に休みが取れたときが良いかもしれません。
足湯も満杯、やはり平日ゆっくり楽しみたいですね。
さらに上に向かっていくと、商店街ではどのお店も満杯でしたが、とくにミンチカツ・コロッケは長蛇の列でした。
11時くらいでしたが、たぶん30人くらいの人が並んでいました。
妬泉源の案内板で泉源の説明を見て、更に上に登っていきました。
ブラタモリの炭酸せんべい
ちょっと前にNHKのブラタモリで有馬温泉が紹介されてましたが、温泉源へ向かっている途中に長女の食い気センサーが反応したらしく、ブラタモリで紹介されていたお店を発見しました。
中に入ると甘い香りがほのかに漂ってきます。
三ッ森 炭酸泉店さんは炭酸せんべいを発明されたそうで、開発には歴史の教科書に出てくる、適塾の緒方洪庵の次男の指南があったそうです。なんか歴史を感じてしまいます。お店の中には手焼きをしているところがあり、横を通り過ぎたときに1枚ずついただきました。
薄い煎餅がほのかに温かい焼き立ていただきました。
炭酸せんべいの源泉
お次は炭酸水が湧き出るという温泉源に行きました。三ッ森さんのすぐ近くです。
神社のようですが、炭酸泉源公園らしいです。
入り口から奥まったところに、炭酸を含む温泉が湧いているようです。
その温泉水を飲むことができます。真っ先にチャレンジしたのは自分でした。なんやら鉄の味の中に、かすかに炭酸のピリピリを舌で感じることができます。
はっきり言って、けっこうまずい!飲むのなら、ちょっとだけにしたほうがいいですよ。昔はこの水に砂糖を入れてサイダーとして飲んでいたようです。
食事の時間が近づいてきたので、有馬グランドホテルに向かいました。奥さんはブーブー言ってましたが、お腹を減らすために送迎バスには乗らず歩きです。
ちなみに、有馬グランドホテルさんの送迎バスに乗ると、神戸電鉄「有馬温泉」駅から約1分です。GWや秋の行楽シーズンには有馬の待ちが車で一杯になるので、歩いたほうが早いかもしれませんよ。
お値段以上有馬グランドホテルのランチ
少しお腹が空いたところで、いよいよお待ちかねのランチです。
華苑で私と奥さんはお好みランチの神戸ポークの酢豚、次女はお好みランチのエビのマヨネーズソース、長女はシニアランチを選びました。
これは酢豚です。
このセットに点心がついて2,000円。
次女の海老マヨネーズソースは酢豚のところがエビに代わります。
・鮪のカルパッチョサラダ
・海苔スープ
・海鮮三種のあっさり塩炒め or 牛肉とピーマンの細切り炒め
or 四川麻婆豆腐 or 神戸ポークの酢豚 or 海老のマヨネーズソース
・飲茶三種、春巻き
・白御飯
・杏仁豆腐、胡麻団子
シニアランチはいろいろ少しずつメインが入ってます。
・スープ
・プレート四種盛り(海老のマヨネーズソース、酢豚、海鮮三種、etc.)
・五目炒飯 又は 中国粥
・フルーツ2種
・コーヒー(ホット又はアイス)
酢豚は若干酢がきつめでしたが、濃厚なソースが神戸ポークにからまって美味しくいただけました。
海老マヨネーズソースもとっても美味しかったようです。
かなりボリュームがあるので、大人でもお腹いっぱいになります。
これで2,000円は安いです。ただし、温泉とセットですが。
昼食後は再び有馬の街を散策
有馬グランドホテルの送迎バスで有馬温泉観光総合案内所の近くの和食レストラン旬彩稲名野さんの駐車場まで送っていただき、天神温泉を目指しました。
まずは坂道を登っていくと、地域をよ~くあらわす行基により開かれた、温泉寺が見えてきました。
もう少し上ると今度は極楽寺です。こちらは聖徳太子の創建らしいです。
近くには豊臣秀吉が愛用した金泉へ湯を送っていた極楽泉源があります。
さらに進んでいくと銀の湯が現れてきましたが、こちらも行列ができいました。
15分くらいかけて到着です。
ブラタモリのうんちく
天神泉源に到着すると、ハイキングのおじさんがうんちくを語っていました。
有馬の温泉は600万年かかって湧き出ていると。
どこかで聞いた話、NHKのブラタモリで説明していた内容で、まさに天神泉源でやってたよな~と思いつつ、奥さんとうんちくを聞いていました。
ここには学業の神様である天神さんがあるので、一応お参りをして帰りましたよ。
街中へ下っていきお土産を見た後、 ホテルに電話し送迎バスをお願いして温泉街から有馬グランドホテルに帰って温泉に浸かりました。
日帰りの旅の締めくくりは温泉
温泉の写真はありませんが、金泉とおなじ鉄分を含んだ褐色の湯船と、透明ですが塩分を含んでそうな湯船があり、それぞれ露天風呂もありました。30分くらいかけてゆっくりと冷えた体を温めました。
外はけっこう寒かったです。
有馬グランドホテルの庭園も氷がはっていました。
有馬グランドホテル日帰り6時間コースのまとめ
あまり日帰りというイメージが無い有馬温泉ですが、有馬グランドホテルは日帰りプランがあります。
我が家が利用したのは食事と温泉がついているプランですが、客室でのんびりしたいという人のためのプランもあるようです。
ホテルライフだけでは物足りない方は、送迎バスで街中散策ができるのでとっても便利です。
老舗のホテルのサービスを、お手頃価格で味わってみませんか?
ちなみな今回は週末料金、4人で1万4,600円くらいでしたよ。
次回はどこにしょうかな〜。