西表島の生活はたいへんだよ
2011年に初めて西表に行ってから早12年、少しだけ都市化が進むも、まだまだたくさん大自然が残っています。前回はホテルに宿泊しましたが、今回の旅行は1棟貸し、家族4人で自炊生活を楽しむことに。なんでもある石垣島とは違い超田舎。年間平均湿度80%、イリオモテヤマネコ、カンムリワシなど自然がいっぱいの島での旅行記です。
台風あとで石垣島は物資少なし
2023年の夏旅行はいつもの石垣島滞在ではなく、西表滞在です。
西表島では3つの日帰りツアーに参加する豪華企画を奥さんが立案してくれました。
大学のテストが残っている長女は次の日出発、奥さんと次女との3人で出発です。
2023年8月8日の早朝、大阪空港へ到着するとけっこう混んでました。
7時10分フライト予定で、6:30ころ自動荷物預け機で荷物をあずけ、朝食を買っていると時間ギリギリ。
手持ちバッグに潜ませた、パックロッドとリールを保安検査で難なくクリア。
搭乗口へ到着すると締め切り2分前でした、やば~。
誰かが預けた荷物にモバイルバッテリーと電子タバコを潜ませていたらしく、出発が20分ほど遅れました。
モバイルバッテリーは持ち込みの荷物としてなら問題ないので、皆さん気を付けてくださいね。
台風6号が九州にとどまっていたので、飛行ルートを変更したらしく、到着時間は1時間ほど遅くなりましたが、無事に石垣空港に到着しました。
石垣空港から島南西部のユーグレナ石垣港離島ターミナルまで行くのですが、いつものようにレンタカーではなく路線バスです。
途中、サンエー石垣シティで西表の一軒家で食事を作るための食材を買い込むことにしました。
あ~っ!物資が無い。
台風6号の影響で、船便が到着してなかったらしく、野菜やお茶など品薄な状態でした。
段ボール箱いっぱいに、野菜とお茶を入れるつもりでしたが、朝食用のパン、お菓子類などしか購入できませんでした。
足りないものは、次の日に合流する長女に自宅近くのスーパーで買ってきてもらうことにしました。
買い込んだ食料品は、船積みサービスを利用、対応レジに並んで西表の大原港行きの便に乗せていただく手配をしました。
受け取りは西表島の大原港、そこまで購入した荷物は持ち歩かなくてよいので非常に便利です。
ソーキそば、出汁などの生ものは、ソフトクーラーボックスに入れ、氷を詰めて運びましたよ。
こういう時に、折りたたみできるソフトクーラーは便利ですね。
サンエー石垣シティからユーグレナ石垣港離島ターミナルまでのバスは、シャトルバスを利用させていただきました。
40分間隔で運行しているようで、非常に助かりました。
平田観光さんを利用すると旅行鞄の預かり無料
ユーグレナ石垣港離島ターミナルに到着したのが12時ころ、スーツケース大小2つをガラガラと持ち歩くのは大変なので、どこかにあずかってもらえるところはないかと探していると、コインロッカーがありました。
500円。
ほかにないか?
300円で預かっていただけるところを見つけましたが、さらに探していると、平田観光さんがありました。
チケットを購入すると、無料で荷物を預かっていただけるそうで、平田観光さんで西表島の大原港行き往復チケットを購入しました。
2週間の間に往復する予定の方は、往復チケットを購入すると160円安くなります。
出発の14:30まで時間があるので、昼食を近くの日本料理郷土料理ひるぎさんでいただきました。
私は、味噌そば&八重山そばをいただきました。
久々の八重山そばは汗だくになりながら、味噌でアジ変しながらおいしくいただきましたよ。
食事後は、ゆらてぃく市場へ行って、旅行帰りのお土産の目星をつけときました。
港へ帰って船の運航状況を見ると西表島の上原港は台風の時化で欠航でした。
長女は無事に到着できるか?
待つことさらに1時間、カンムリワシこと具志堅用高さんの銅像を眺めながら八重山観光フェリーに乗船しました。
西表上陸、蚊と湿度への対策が必要
少し波が高く揺られながら40分後に西表大原港へ上陸。
格安のレンタカーを借りて、宿へ向かいました。
大原港から上原港経由、1泊めの宿 BRIGEさんへ距離にして38Km、約1時間のドライブです。
西表島の制限速度は40Km/h、市街地は30Km/hですよ。
途中の道には、イリオモテヤマネコが飛び出してくるとの看板があり、2022年も4件の事故があったと書かれた看板もあったので、運転には十分注意が必要です。
1泊目の宿は野趣あふれる1棟貸。
庭が広く、シロハラクイナがたくさん散歩しています。
近くの星の砂浜を散歩し、夕食の八重山そばを食べてくつろぎました。
大阪空港から宿にたどり着くまでに10時間ほど、日本の西の端に近い西表島。
2日目からのアクティビティに備え、ゆっくり休養しました。
西表島ワンポイントアドバイス
どこに行っても蚊がいっぱい飛んでいるので、必需品は虫よけスプレーです。
家の中でも常に虫よけスプレーをしておくほうが良いようです。
また、亜熱帯気候で年間を通しての平均湿度約80%と関西では考えられないくらいジメジメしています。
気温は32℃前後でしたが、湿度にはまいりました。
宿泊施設にエアコンがあるかどうかが重要なポイントになりますね。
西表島の2日目へつづく