夏休みには釣りと世界の民族を勉強しに万博公園へ行こう

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昔の釣り人はすごい

大阪の万博公園へ行ったことがあるが、国立民族学博物館へ入ったことが無い人はたくさんいると思います。私も万博公園へは何度か行ったことがありますが、今回初めて入りました。さすが国営、建物も充実しているし、展示物も思った以上にレベルが高く勉強になりました。釣り道具の歴史もわかり、生活と密着していることが分かる展示資料でした。

目次

万博公園の蓮池散策

万博公園へ来るのは何年ぶりだろうか?

娘たちが小さかった時に来て以来、たぶん10年以上ブリだと思います。

今回は奥さんのリクエストで日本庭園の蓮の花散策です。

太陽の塔の裏側にあります。

万博公園の日本庭園駐車場

開門前に到着すると、ごっついカメラを持ったおじさん、おばさんがいっぱい集まってました。

ゲートで入園料260円を払い、500mほどあるくと蓮の池が広がります。

蓮の池

同じように見えますが、少しずつ違う蓮の花が26種類だそうです。

周囲1週、真ん中を2往復ぐらいして奥さんが写真を撮りました。

公園の中にはいろいろな生物もいるようで、池にはウシガエルのオタマジャクシがうじゃうじゃいました。

木々にはセミの抜け殻があったので、公園で泣いているセミは万博公園で生まれたのでしょうね。

セミの抜け殻わかるかな?

約2時間、水分補給しながらの写真撮影でした。

いろいろな方が写真を撮ってましたが、タモ網の枠に布を張り、タモの柄を伸ばして太陽光を遮り、花を陰にして撮影している方もいました。

近くで確認すると、やはり海釣り用のタモの柄でした。

こういう使い方もあるんやと、感心しているところに奥さんが帰ってきて、公園の撮影は終了。

太陽光で疲れた体を癒そうと、エアコンがきいた場所を探していると、帰り道に国立民族学博物館があったので、入ってみることにしました。

国営の民族学博物館はすごい

万博公園の横の道は良く通るのに、今までこんなところがある事を全く知りませんでした。

しかも、国営の民族学博物館とは?

まったく想像がつかないまま中に入ってみることにしました。

国立民族博物館
国立民族学博物館

中に入るとそこは別世界、広い建物の中は空調管理がされてとても涼しく、太陽光で熱せられた体をクールダウンするのにもってこいです。

しかも、天井には幾何学模様、床は大理石、レストランまでついてました。

黒川紀章さんのデザインだからか
黒川紀章さんのデザインだからか

超豪華な建物です。

館内を散策していると、展示スペースがあったので入ってみることにしました。

580円で入ることができ、途中で抜けても当日中なら何度でも入ることができるそうです。

東南アジアゾーン
東南アジアゾーン

想像以上にたくさんのアイテムが並んでいます。

世界中の生活用品、衣服、言語や楽器までありました。

あまりの広さに途中で休憩、レストランで昼食を食べることに。

森の洋食 グリルみんぱく

レストランの入り口でオムライスのセットとパスタのセット、ドリンク飲み放題の食券を買いました。

喉が渇いていたので、ジンジャエールをがぶ飲みしながら食事が出来上がるのを待ってました。

しばらくすると、ソフトバンクの配膳ロボットが2食分を自身のテーブルに乗せて運んできました。

もう何年も食べてなかったオムライス、たぶんソースは業務用の物ではないかと思いますが、わかっていてもおいしい。

食べ応えありのオムライス
食べごたえありのオムライス

このレストランはチェーン店のようで、梅田や堂島のアルバイトを募集してました。

食事の後にコーヒーを飲んで、腹パンパンで残り4/5を見に展示室へ向かいました。

釣り針ってこうやって作ってたんや

以前から、釣りの歴史に興味がありました。

展示室には太平洋地域で実際に使われていた漁具が展示されてました。

骨や貝を削り、釣り針の形に成形していたようです。

しかし、かなり大きい針、こんなのに喰ってくる魚はいるのか?

いろいろな釣り針

現代のように化学繊維の釣り糸ではないし、ハリも金属ではなかった時代、どれくらいの確率で魚が釣れたんでしょうかね?

釣った魚はやはりタモですくってたんでしょうね。

すくい網の展示もありました。

昔から釣り方の基本は同じ?
昔から釣り方の基本は同じ?

日本の古い釣り具の展示もありました。

土佐のカツオ一本釣りは竹竿でやっていたんですね。

一度はやってみたいカツオの1本釣り
一度はやってみたいカツオの1本釣り

今から40年ほど前の疑似餌です。

今のルアーの原型
今のルアーの原型

1970年代には今のルアーの原型は出来上がっていたんですね。

弓角なんかほぼ形は変わってません。

ヒラメ用の毛針は今では使っている人いるのか?というくらいびっくりしました。

そのほかの展示品も見たことないものばかりで、世界は広いと思ったのと同時に、人間の基本的な考え方は世界中共通していることも発見しました。

教科書では実感できない、物を見ることでかなり勉強になりました。

夏休みの自由研究に

太陽の塔やエキスポシティ、バーベキューがメインのイメージが強かったのですが、とてもアカデミックな場所でもあったんですね。

世界の人がどんなことをやっているか自由研究のテーマに選ぶのもいいですよね。

たとえば、

  • 世界の民族衣装について
  • 世界の民族食文化について
  • 世界の民族言語について
  • 世界の民族音楽について
  • 世界の民族祭りについて

すべて民族学博物館に行けばできちゃいそうですよ。

猛暑で外で遊べないときは、広くて冷房が効いた博物館、おすすめです。

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