よく知らない魚
2017/08/11の夕方、娘たちを宿に残し奥さんと二人で石垣島の伊野田漁港へ釣りに出かけました。
あわよくば夕飯のおかずでも釣れればと思い、二人とも淡い期待を抱きながら白保から20分弱車を走らせ漁港へ到着。
セフィアBBと4号遠投カゴ竿しか持って行ってなかったので、エギングロッドはオモリとハリだけでシンプルに脈釣り、エサはイカの刺身。カゴ竿はゼロ号のウキを付け、イカの刺身を自然にフォールさせて喰わすことにしました。
空いていたので、釣り場は海に向かって右側の堤防の一番先、歩いて5分ほど。
皆さんもっと先の堤防で釣られていたが、ここではGT(Giant trevally=ロウニンアジ)が釣れたことがあるらしいので、GTでも狙っているのか?
数投で正体不明の魚、イトヒキヒイラギと判明
奥さんは堤防の端から下にエサを落とし、底から少し巻き上げてあたりを待ちました。
時々コツコツとあたりがあるようで、そこそこ楽しんでいましたよ。私もすぐ近くでゼロ号のウキをじっと見つめてあたりを待ちます。
釣り人は総勢15人ほど、ちょくちょく釣り人を見ていたが釣れてなさそうな感じでした。
潮は中潮で一番ひいている状態に近く、防波堤のかなり下のほうに海面がありました。
数投目に私のゼロ号ウキがスーッと沈みました。ひったくるようにウキが沈むわけでもなく、あくまでスーッと。軽く竿を立てると何かがかかっているのがわかります。
小さいガーラだろうと思いながら、奥さんと一緒に魚が浮いて来るのを見守ります。白い魚体が水面に浮いてきたときに、予想通りガーラ系の魚だと思いながら抜きあげましたが何か違う。口元が下に向かっておちょぼ口です。ヒイラギに似ているが、背ビレが長い。
結局この魚の名前は4日後までわからなかったが、WEB魚図鑑でやっと見つけることができました。
イトヒキヒイラギらしい。
沖縄で釣れる魚らしいので、本州でお目にかかることはめったにないと思います。ちなみに、魚みっけというアプリがあるので、スマホでも検索できようです。ただし、この写真のように少し斜めになっているとうまく判定できなようなので、横からしっかり撮ってみてください。
次の日の早朝リベンジを誓う
近くでラジオから流れる高校野球、沖縄興南対智弁和歌山の試合の模様を聴きながら、釣りを続けました。対戦結果は6-9で智弁和歌山が興南を制した模様。6-0からの大逆転でした。
智弁和歌山と同じく大逆転を狙ってみたが、望みかなわず夕飯時になったので引き上げることに。去年(2016年)も伊野田漁港で不発に終わったので、今年こそは何とか大きいのを釣りたいところです。
ひとりで心に誓い、漁港を後にしました。
イトヒキヒイラギはリリースしたので、夕飯のおかずはありませ~ん。